礼拝2019.6.16 「イエスとともにいるということ」使徒の働き3:1–4:22
1.宣教の中心はイエスの復活・・・イエスは死者の中からよみがえった。
ペテロとヨハネは、イエスのことを例にあげて死者の復活を宣べ伝えていた(4:2)。
さらに、尋問を受けたペテロは、10節で「この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです」と答えています。
このように初代教会では、「死者の中からよみがえったイエス」がメッセージの中心であったことがわかります。このことこそ、福音の中心です。
そこにこそ救いがあります。罪の赦しと永遠のいのちの確かさがあります。
2.宣教は聖霊の働きによってなされた。・・・イエス以外に救いはない。
そのとき、ペテロは聖霊に満たされて、彼らに言った。
「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです」(12)。 聖霊は私たちに力を与えて、恐れることなく大胆に、その場で何を語るべきか、語る内容をも教えてくださるのです。
3.イエスとともにいたということが分かって来た。・・・イエスのことを話さないわけにはいかない。
「彼らはペテロとヨハネとの大胆さを見、またふたりが無学な、普通の人であるのを知って驚いたが、二人がイエスとともにいたのだ、ということがわかって来た(13)。
ペテロとヨハネは彼らに答えて言った。「神に聞き従うより、あなたがたに聞き従うほうが、神の前に正しいかどうか、判断してください。私たちは、自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいきません。」(19~20)
「神の前に正しいかどうか」という視点を持つ時,恐れを克服して立つことが出来ます。このことが大切です。ペテロたちが、はっきりいうことが出来るのは、「自分の見たこと,また聞いたこと」であるからでした。自分が経験している事、このことこそ、伝道の原動力になるのです。それは、イエスとともにいる事から来るのです。
そこに聖霊が働いてくださるのです。
<私たち>私たちも、イエスさまとの交わりを深め、イエスさまとともにいる時間を持ち、聖霊に満たされて、「この御名以外に救いはありません」との告白を持って、家族の中で、職場で、学校で、社会で、証をたててまいりましょう。