礼拝2019.6.2「神は御国にすべての人を招いておられる。」マタイ22:1-14
1.選民イスラエルへの招待状(1~7節)。
・「王」とは父なる神、「息子」とは御子イエス、披露宴は「神の国」、「披露宴に招待した客」とはイスラエルの民のことを指しています。
・招待された人たちは、それぞれ、ある者は畑に、別の者は商売に出て行き、出席を拒みました。イスラエル人は、早くから神の選民として招かれていました。
しかし、神の子であるイエス・キリストが来られた時、この方を受入れ、従うようにとの招きを、傲慢にも拒絶したのです。
2.全ての人たちへの招待状(8~10節)
・王は、しもべたちを町の大通りに送り出し、「出会った人をみな披露宴に招」(9節)くよう命じました。
・これは,神の招きが、イスラエル民族から、異邦人や罪人たちに、全ての人達
に及んでいったことが示されています。
・それは、私たちがイスラエルの人たちより正しかったからではありません。
・「わたしが来たのは…罪人を招くためです」(9・u)と言ってくださった主が、
救いに値しない私たちをもあわれんで福音を届け、救いに入れてくださったのです。
3.主イエスを信じる者が天の御国に入ることが出来る(H~14節)
・招かれた者の中に、婚礼の礼服を着ていない者がいました。招かれた者は自分で犠牲を払うことなく、無代価でその礼服を着用することができたのです。
・イエス様が、私たちの罪を背負って十字架で身代わりの死を遂げてくださいました。
そのイエス様を救い主として自分の心にお迎えすること、そのことが、礼服を着ることであり、披露宴に入ることが出来る、神の国に入ることが出来ることなのです。
<暗誦聖句>
「今は恵みの時、今は救いの日です」 Ⅱコリント6:2
<私たち>神様は私たちを、今の人生での、そして永遠の世界での「神の国」に招いておられます。誰もがその招きに応えることができます。
先延ばしすることなく、まして拒むことなく、「今」という時に、神の恵み深い招きに応じましょう。
そして、平安と喜びと希望に満ちた神の国の拡大を目指して、歩んで行きましょう。
*あなたは婚礼の礼服を着ていますか。